外構工事お役立ち情報
【外構工事を別途発注する方へ】
後悔しないために知っておきたい
5つの注意点
ハウスメーカー・工務店とは別に外構業者へ依頼する場合、事前に知っておくべき重要ポイントをわかりやすく解説します。
1 排水桝(雨水枡・汚水桝)の高さ調整について
外構工事を別途依頼される際に最も多いトラブルのひとつが、排水桝の高さに関する問題です。
雨水枡・汚水桝(浄化槽がある場合はそのマンホール)の最終的な高さ調整は、外構工事のレベル設定が決まらないと実施できません。
外構業者への依頼が必要な作業
外構工事を別途発注する場合、以下の作業は外構業者へお願いしてください。
- 排水桝のカット(高さを下げる)作業
- 排水桝の嵩上げ(高さを上げる)作業
建設会社に連絡すると対応してくれると思います。ただし、有償作業となります。
| 作業内容 | 費用の目安(税別) |
|---|---|
| 排水桝のカット・嵩上げ(1箇所) | 3,000円〜10,000円/箇所 ※電気の支給をお願いします |
| 水道検査前に高さ指定があった場合 | 大体無償対応 |
📌 POINT
水道の検査までに雨水枡や汚水桝の仕上がり高さをご指定いただければ、その高さにカットまたは嵩上げをサービスで行うことが多いです。お早めにご連絡ください。
外構工事別途の場合の引き渡し時点での桝の状態
引き渡し時は完成後の地盤高さが確定していないため、基本的に現状地盤よりかなり高めに伸ばした状態でお渡しします。外構工事の際に適切な高さへ調整していただくようご計画ください。
2 雨水枡・給排水管の位置について
雨水枡の位置や給排水管が通る位置は、建物の配置図(外構部分を含む)をもとに最適な場所へ設計されています。
設備図面に記載されている管の位置はあくまでも概略です。外構工事で地面を掘削する際には、配管近くでの作業に細心の注意を払ってください。
給排水管の位置変更を希望される場合
外構工事の都合上、どうしても以下の変更が必要な場合は、事前に建設会社に連絡して直してもらいましょう。有償での対応になると思います。
- 給排水管の位置変更
- 雨水枡の位置変更
工事着工後に変更が必要になると費用が大幅に増加します。外構計画が決まった段階で早めに連絡・相談しましょう。
3 建物外壁への固定物について
外構工事の一環として、建物の外壁にテラス屋根やポストなどを取り付けるケースがあります。この作業には建物の防水性能に関わる重大なリスクが伴います。
外壁に穴を開けてビスや金物を取り付ける場合、防水措置を忘れずに行ってください。別途工事による箇所からの雨漏りは、建物の保証対象外となる恐れがあります。
外壁への固定が必要な主な設備
- テラス屋根・カーポートの壁付け金物
- ポスト・インターホンの壁付け
- 物置・フェンスの外壁固定
- 室外機置き場の外壁アンカー
📌 POINT
外壁への取り付けを行う外構業者には、必ず防水コーキング処理を行うよう事前に明確に指示してください。「当たり前にやってくれる」と思い込まず、書面で確認しておくことをお勧めします。
4 引き渡し時点での地盤高さについて
建物の引き渡し時点では、外構工事後の最終地盤高さが確定していません。そのため、給排水管や電線管など地中に埋設されている配管・配線類については、以下のことをご理解ください。
- 引き渡し時は現状地盤よりかなり高めに配管を伸ばした状態でお渡しします
- 外構工事時に最終高さへ調整する作業が必要です
- 外構工事業者との引継ぎをしっかり行ってください
建設会社が渡した図面や配管位置の情報を、外構業者にも必ず共有してください。情報が伝わっていないと、掘削時に配管を損傷するリスクがあります。
5 事前確認チェックリスト
外構工事を別途発注される前に、以下の項目をご確認ください。
建設会社への確認事項
- 排水桝(雨水枡・汚水桝)の仕上がり高さをいつまでに連絡すればよいか
- 給排水管・雨水枡の正確な位置を示した図面の入手
- 引き渡し時点での配管高さの状態確認
- 外壁固定が必要な箇所の防水施工責任の所在確認
外構業者への依頼・確認事項
- 給排水管・配管近くを掘削する際の注意事項の共有
- 排水桝の高さ調整作業の担当確認
- 外壁固定箇所の防水コーキング施工の明示的な依頼
- 配管位置変更が必要な場合は建設会社への事前連絡の確認
✓ まとめ
外構工事を別途発注することで、コストダウンやデザインの幅が広がるメリットがあります。しかし、建設会社と外構業者の間で情報連携が不十分だと、余計なコスト発生・保証問題・工期の遅れにつながる可能性があります。
特に重要なのは以下の3点です。
- 排水桝の高さ調整:水道検査前に仕上がり高さをご連絡いただけるとサービスで対応可能
- 配管近くの掘削:外構業者に図面を共有し、細心の注意で作業を依頼
- 外壁への固定:防水措置を必ず実施し、保証対象外となるリスクを回避
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