トイレの床が濡れてる!水漏れしてる!早く連絡して直さなくては!ということで修理を呼んだことはありませんか?
トイレの床が濡れてると水漏れを疑いますが、実は水漏れ以外の要因もあるのである程度原因を絞り込むと修理が必要ない場合もあります。
トイレの床が濡れる主な原因
修理対応
- 給水の水漏れ
- 排水の漏れ
- ウォシュレットからの水漏れ
修理不要
- 給水管やロータンクの結露による濡れ
- 尿の飛び跳ね
- 排水時の流水の飛び跳ね
- 下水管の逆流
チェック内容
- まず水気がなくなるまで拭いてみる。便器の底にしみ込んだ水はなかなか乾かないのでキッチンペーパーなど差し込んで濡れなくなるまで拭きとる。この時拭きとった水が透明か色がついてるか確認します。色がついてると尿か排水もれです。透明なら給水の漏れか結露です。
- 水気がなくならない場合は常に水漏れしてるので、給水の水漏れか便器自体の水漏れがあやしいです。給水の止水栓や配管から漏れてないか、便器を水が伝ってないか確認してみましょう。
- 水気がなくなったらウォシュレットだけ使ってみる。着座センサーがある場合、便座に腕を載せて手のひらでウォシュレットの水が外部に飛び散らないように受けます。この時ウォシュレット便座付近から水が漏れると、ウォシュレットが悪いのでウォシュレットの修理・交換が必要です。
- 水漏れが確認されなければ、小、大で水を流してみましょう。便器から水漏れが無いか確認します。これでも水漏れが無ければ給排水での水漏れではないかもしれません。
- 夏場で井戸水を使用してる場合は、配管や便器が結露する場合があるので何回か水を流して結露が無いか確認しましょう。
- 下水管が合流の場合、ゲリラ豪雨のように一気に下水管の水量が増えると、汚水管内を空気や汚水が逆流して便器内の封水を押し上げて便器からあふれる時があります
- 男性の場合は、泥酔した状態での立小便による尿漏れや子供による尿漏れ、座り小便の場合でも男性の場合は要注意です。ちなみに尿漏れの場合は、ブラックライトで便器を照らすと尿伝いがはっきりわかります。
- ごく稀ですが、スタンピーを使用してる場合に大を流した時の水がスタンピーで水撥ねする場合も考えられます。
まとめ
トイレの床が濡れてる場合、まず拭き取って水漏れか尿漏れかを確認
拭き取っても水漏れする場合や、ウォシュレットを使った時だけ濡れる場合、水を流した時に濡れる場合はメーカーや水道屋さんに修理を頼みましょう。
拭き取ってから、ウォシュレットを使っても水を流しても濡れないのであれば、水漏れ発見前に大雨が無かったか確認しましょう。
尿漏れの場合は男性陣に聞いてみましょう。